みんなで育て、みんなが育つ 幸手市の教育/埼玉県幸手市
仕事で市内の小中学校の児童や生徒と関わることがあります。
みなさん、びっくりするくらいまっすぐで人懐っこいんですよね。(自分の学生時代もこうだったかしら…)
今回はそんな児童生徒が通う小中学校が行う「幸手市の教育」についてご紹介します。
幸手市には9つの小学校、3つの中学校があり、それぞれの地域の特性を活かした教育を進めています。
コンパクトシティならではの学校・家庭・地域との連携の充実、学力の習得や社会の変化に適応できる教育を目指しています。
給食は自校式! 各学校の給食室でできたての給食が食べられる
幸手市内の小中学校は全校自校式。
各学校の給食室で作られたあたたかい給食を食べています。
毎日の献立は、学校栄養士さんが考えた栄養バランス満点のもの。
令和3年度には「埼玉県学校栄養士研究会会長賞」を受賞しています。
また、給食で使われるお米は幸手産のものを使用しているそうです。
まさに地産地消! 素敵な取組みですね。
さらに、子育て世代の経済的な負担を軽減するため、児童・生徒が2人以上いる保護者には学校給食費を補助します。
田植え・稲刈りなど地域で自然を生かしたアクティビティ体験
以前お伝えした記事にもあるように、田植えや稲刈りを体験できる小学校があります。
地域の人の協力があってこそのあたたかい取組み。
機械での田植えが主流になるなか、自分の手足で田植えをする。
子どもたちにとっても貴重な体験になります。
「問題を解決する力」を身に着けるために1人1台タブレットを貸し出し
「問題を解決する力」は、今後の教育のキーワードとされています。
私達は日々の生活のなかで“何をどのようにするのかを自分で考える力”を身に着けてきました。
コンピューターやインターネットを活用して問題を解決することもあります。
そこで、子どもたちにも“コンピューターを適切に活用して問題を解決する力を身に着けさせる”ことを目的とし、1人1台ずつタブレットを貸し出しています。
学校のWi-fi設備も完備されており、誰ひとり取り残すことのないICT教育はますます進んでいきます。
グローバル人材の育成のために英検検定料を助成
いまでは小学校でも当たり前になりつつある英語教育。
海外に旅行に行ったとき「ああ…学生時代にもっとまじめに英語を勉強しておけばよかったなぁ…」と思ったことが何度あったでしょうか。
幸手市では生徒の外国語によるコミュニケーション能力を高め、学習意欲の向上を図るために実用英語技能検定(英検)の検定料の助成を行っています。
対象者などが限定されていますので、詳しくはHPをご確認ください。
これからもみんなで育て、みんなが育つ。そんな教育を幸手市は目指します!
ではまた。