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曼珠沙華(まんじゅしゃげ)を楽しむなら権現堂/埼玉県幸手市

今年もたくさんの人にお楽しみいただいた、幸手市権現堂堤の曼珠沙華(まんじゅしゃげ)のお話です。
幸手市権現堂堤の曼珠沙華は、2000年に幸手権現堂桜堤保存会の女性会員のみなさんが球根を植栽し育てたことがきっかけで始まり、現在では、四季の花を楽しめる権現堂の「秋の花」代表となっています。

曼珠沙華ってどんな花?

曼珠沙華はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。
秋のお彼岸の頃に咲く花で、側道などに咲くことも多く日本で昔から親しまれている花です。「彼岸花」とも呼ばれています。

権現堂堤が真っ赤になります

真っ赤な絨毯は圧巻です

曼珠沙華が満開を迎えると、桜の花でピンク色に染まることで有名な権現堂桜堤が、一面の真っ赤な絨毯になります。
見わたす限りの赤い絨毯は、まさに圧巻!
近くの道を通るだけでも、堤が赤く染まっているのが分かります。
しかし、この曼珠沙華の真っ赤な絨毯が見られる期間は短く、開花期間は1週間ほどと、とても儚い秋の花です。

繊細なつくりの花

不思議な生育スタイル

曼珠沙華は、1日に10cm近く茎が伸びます。
ぐんぐん伸びて、あっという間に50cmほどに。
そして、真っ赤な花を咲かせます。
1週間ほどで花も茎も枯れて、その後に、球根から緑の葉っぱがすくすくと伸びてきます。
通常の草花とは逆の生育サイクルなのが特徴です。
権現堂堤では花が咲き、枯れると、緑の葉が伸びる前に刈り取り作業を行います。
2023年は猛暑の影響で開花時期が遅れ、10月初旬から見頃を迎え、10月7日から9日までの三連休がピークとなりました。
13日には赤い絨毯全体が枯れ、色を失い、刈り取り作業が進められていました。

黄色の曼珠沙華

曼珠沙華のピークを逃さないために

一週間ほどで開花の時期が過ぎてしまう曼珠沙華。
先に葉が伸びてこないので、気づきにくく、ピーク予想が難しいです。
しかし、毎年、権現堂の曼珠沙華を楽しみにしてくださっている人、赤い絨毯を見逃さずに訪問したいと考えている人も多いのではないでしょうか。

まずは「黄色」の曼珠沙華から

権現堂の曼珠沙華は、「巡礼の碑」「巡礼供養塔」付近に、まず「黄色」の曼珠沙華が咲きます。
そこから一斉に、権現堂堤にアスパラのような茎が生えます。
このアスパラのような茎が、毎日10センチ伸びるので、50センチで開花することを逆算すると大体の開花時期を予想することができます。
黄色の曼珠沙華を見つけたら、次の週以降から見頃を期待できそうです。

赤い曼珠沙華・白い曼珠沙華

素敵な撮影スポット

毎年、四季の花を楽しまれる人が多く集う幸手市権現堂。
素敵な撮影スポットとしても、有名になり、ご家族、ご友人、ペット連れさん、コスプレイヤーさん、ぬい撮りさん、フォトグラファー、絵描きさんなど、多様な人が集まりとても華やかな雰囲気に包まれていました。
最近は「推しのアクスタ(アクリルスタンド)」で撮影する方がとても増え、クリアな背景に曼珠沙華の和の雰囲気や、真っ赤な花の絨毯がとても綺麗に映えていました。

雨でも諦めないで

曼珠沙華は花びらの形状から雨の日でも、雨粒がキラキラ輝き、とても美しい姿を見ることができます。
また、朝日や夕日にもとても映え、綺麗な写真を残すことができます。
今年は、ピークを迎えた三連休最終日、冷たい雨が降りましたが権現堂には多くの人が集い、SNSにはとても素敵な写真があがっていました。

夕日に映える曼珠沙華

「#このまちが好き幸手市」シェアOKのサイン

幸手市で撮った写真をご自身のインスタグラムに投稿する際に「 #このまちが好き幸手市 」のハッシュタグを付けていただくと、幸手市公式Instagramがランダムにシェアします。
ありがたいことに、このハッシュタグをご活用いただき、今年も世界中のたくさんの人に、権現堂の曼珠沙華をお楽しみいただくことができました。
幸手市公式Instagramには、毎日多くの「#このまちが好き幸手市」のハッシュタグを付けた投稿が届き、幸手市公式Instagramのストーリーズは、一時期、真っ赤な曼珠沙華でいっぱいになりました。
とても素敵な写真や動画を、ご提供いただきありがとうございました。
曼珠沙華の時期以外にも、幸手の魅力はいつでも募集中です。
みんなでハッシュタグを付けてまちの魅力をシェアしましょう。
では、また。

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