幸手市農業後継者インタビュー②/埼玉県幸手市
幸手市は日光街道の宿場町という歴史があり、駅前や道路沿いは便利な商業地ですが、少し離れると一面に田んぼが広がります。幸手市の農業はお米が主流です。
日常に溶け込んで、当たり前に思える風景ですが、四季の移ろいを田んぼから感じたり、旬の農産物に出会えたり、それはとても豊かで心地良いことなのかもしれません。
“農業が楽しくて仕方ない”
野菜を愛でる杉谷さんの笑顔からもその想いが伝わってきます。
好きな音楽を聞きながら農作業をしているので、楽しさが野菜にも伝わっているようですね!
お客さんから「おいしい」と言ってもらえることに大きな喜び感じている杉谷さん。
現在はお客さんに直接販売することも多く、嬉しい言葉を掛けられるたびに、仕事の活力となっているそうです。
もち米からつくるお餅は、毎年楽しみにしてくれているファンの方も!
“幸手の農業に携わる若手として新たな可能性に挑戦してみたい”
どんどん増えていく耕作放棄地を目の当たりにして、何とかしないといけない、と思い来年から果樹園を始めることに決め、まずは苗づくりからスタート。
他の農家さんのところにこれから勉強しにいく、と農作業が落ちついている冬の時期もお忙しいそうです。
協力してくれる農家さんを集い、ご自身がリーダーとなって農業体験ができる場所をつくっていきたい、と新しい事を手掛けようとしている杉谷さん。今後の幸手の農業が楽しみですね!