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「初山」赤ちゃんの健やかな成長を願って/埼玉県幸手市

浅間神社は、富士山信仰を神社におきかえたもので、江戸時代に幸手宿一の豪商であった呉服商長島屋が建立したといわれています。

浅間神社で毎年6月30日と7月1日の両日に行われる「初山」

「初山」は赤ちゃんが「初めて山に登る」ことから、その名前が付けられたといわれています。その年に生まれた赤ちゃんのおでこに、富士山信仰にちなんで富士山が彫り込まれている赤い神社印を押して、その健やかな成長を祈ります。
埼玉県東部・千葉県北西部などでも浅間神社分社で「初山」が行われています。

赤い富士山の神社印を押します

また、お参りした赤ちゃんには、節のない真っ直ぐな人に育つようにとネギ、家庭円満・内輪もめのないようにと団扇、そして登山の際に喉をうるおすためのタンキリアメが授けられます。

地域の子宝の健やかな成長を記念して

毎年「初山」の期間は北2丁目の浅間神社に、お子さまやお孫さまの健やかな成長を願う、多くの家族連れでにぎわいます。
赤ちゃん特有の可愛い笑い声や泣き声が、あちらこちらで聞こえ、優しくあたたかな雰囲気に包まれます。
子どもたちの健やかな成長がとても楽しみですね。
では、また。

健やかな成長を祈念する「初山」

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