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幸手市農業後継者インタビュー①/埼玉県幸手市

幸手市は日光街道の宿場町という歴史があり、駅前や道路沿いは便利な商業地ですが、少し離れると一面に田んぼが広がります。幸手市の農業はお米が主流です。

日常に溶け込んで、当たり前に思える風景ですが、四季の移ろいを田んぼから感じたり、旬の農産物に出会えたり、それはとても豊かで心地良いことなのかもしれません。

沢村 武士さん/作っている作物 いちご

祖父のいちご畑を受け継いだ沢村さん。半年間はいちごの苗を植えてから収穫まで、半年間はご自身で苗を育てています。お客さんに喜んでいただくためにいちご栽培に没頭し、今でも探求心は尽きません。

“美味しいと言ってもらえるのが1番の喜び”
自宅前の販売所で販売しているので、お客さんから感想を直接聞けるのが嬉しいです。
1つ1つ手作業のため大変ですが、その分しっかりいちごと向き合い、ちょっとした変化にも気づく事ができます。繁忙期は朝6時頃から作業を始め、1日200パック分、多い時で300パック分のいちごを作業用の椅子に座りながら両手で収穫します。1つ1つ美味しそうないちごを見極めながら両手で収穫する姿を一度見てみたいですね。新鮮な朝摘みいちごはその日のうちに完売してしまうそうです!

“いちご栽培を続けるための体力づくりも欠かせません”
お1人で作業をされている沢村さんは趣味のボルダリングで筋力と体力をしっかりつけています。
オンとオフをしっかりすることでメリハリがつき、仕事も趣味も両立できています。
今作っている品種は「とちおとめ」ですが今後は埼玉県で誕生した品種の「あまりん」の栽培にも挑戦してみたい、と話してくれました。


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